転職動機とその時の心理状態を振り返る
この記事は mohikanz #2 Advent Calendar 2018 - Adventar の14日目です。
昨日はgimKondoさんの プログラマの必修科目・格闘技・ブラジリアン柔術|gim_kondo|note でした。
ブラジリアン柔術と聞いて真島クンすっとばすを思い出した俺です。膝の靭帯大丈夫なんでしょうか…
※ mohikanzは技術コミュニティですがこの記事は 技術 は全く関係ないです。
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目次
はじめに
11月くらいにmohikanzに参加して、色々おしゃべりさせていただいているAQUAと申します。
いい機会なので、2016年6月に現職へ転職する前の心理状態なんぞを振り返ってみるための自分語り乙な記事で1本書いてみたいと思います
前職時代の役回り
独立系忠犬中堅SIerの銀行・証券系システムの部署で基本的には客先常駐。
PG、SE、TL、PLと色々経験して、最後にいた現場ではPL(兼任PM)みたいな立場で進捗管理、客への説明、折中。あいた時間でコーディングとコードレビュー、協力会社の舵取りと、まぁなんでもしていたという立場でした
転職しようか悩んでた時の心理
主に以下のような状況でした
- 工数見積もりを出したのにお客さんは予算ありきで工数を決めてくる
- 会社の見積もり検討会で、最後に言われたのは「でも客が言ってるんだからしょうがねぇだろ」
- 結果、見積もり工数は減らされるが、残業地獄に入る
- フェーズ最後に実績時間を工数にしてみたら、当初の工数とほぼ合致した(見積下げた分、残業で補った形
- プロパー:協力会社比率が2:8くらいの人数構成だった
- 協力会社さんに「ここを乗り越えたら楽になるから」と言い訳をするのがだんだんストレスになっていった
- 心理的には「最初に出した見積もりが正しかったじゃねーか・・・」という気持ちになっていった
当時の自分の力が足りないとか、色々あるんですが
決定的な出来事
設計、開発を終えて、テストフェーズに入っていくと、毎週のお客さんの進捗にPMOなる人も出席するようになりました。
自分のチームとお客さんのチーム担当との間で、テスト進捗、バグのつぶし具合等を報告していたのですが、進捗に遅延が目立つようになってきていました。
一週間前時点から、遅れるのがわかっていた時点でチーム担当の人とはネゴっていて、PMOからは「全部来週までにオンスケにしろ」との事。
その遅れていい箇所はそもそもエンドユーザーマターで仕様が決まらず、かなり前から遅れることがわかっていた箇所で、そこはチーム担当者もわかっていたこと。
突然のちゃぶ台返しでそこから残業地獄に拍車がかかり、人に依頼するのにストレス抱えてたのが、軽く爆発。
体調も不安定化していたのもあって、午前中はおやすみして夜は遅くまで、休日も含めて働くような状態となりました。
そうだ、転職しよう
お客さんの理不尽を現場でどうにも出来ない時にどちらに会社が立ってくれるか。
お客さんなのか、従業員なのかというところで、所属会社は基本的にお客さん側に立つ会社だと判断し、この会社にずっといたら本格的に体を壊してしまう
そう思って、転職活動に入りました。
望んでた条件は
- エンジニアがエンジニアとして働ける
- 余計なお客さん折衝等がない、自社開発
- もしくは社内エンジニアのように、会社を裏方で支える
- 残業が少ない会社(当時の会社での平均残業時間は60h/monthくらいだった)
という2本を軸にしていました。
エージェントにお願いしたり、自分でサイトに登録して調べたりしている中で、CodeIQで問題を解いたりなどしていました。
そのCodeIQ経由でメッセージが届いたのが今の会社です。
カジュアル面談がその場でのコード面接になり、役員面接をして気がついたら最初に面談してから3週間で内定が出ていました。はやーい
まとめ
ざっくりまとめる
- 理不尽に戦う会社か、そもそもそういう面倒がない会社が一番楽
- 自分は性格的なところもあって、特に自分のせいで他人まで理不尽に巻き込んでしまうところが、特に心にクるものがあった。
- エンジニアとして働くなら、会社を選ぶほうがよい。SIerも悪いとは言わないけれど、働き方については注意が必要
- 転職は早いほうがいい。やりたいこと、自分のしていることを肯定できなくなった瞬間から、ネガティブとの戦いになってしまって、結局心が負けたらずるずるいってしまう
ざっくりと書きましたが、かような心情でした
読んでいただきありがとうございました!
明日は揚羽(swallowtail224)さん
WMD(Word Mover's Distance)でニュース記事の文書間距離を測ってみる - Qiita
です!