うろ覚えの雑感

何でも適当に書いていくブログ

退職してフリーランスの道を取ることにしました

この記事について

いわゆる退職エントリーです。

とはいえ、「お前誰だよ?」っていう感じもあるとは思いますので、そのあたりから順次説明していきましょう

自己紹介

都内のシステムメーカーに従事しているシステムエンジニアです。

得意な領域はバックエンド。特に外部接続と言われる部分のインタフェース設計〜構築をよくしてます。

退職

2019年3月31日をもって2016年6月1日からお世話になった会社(以降、元弊社)を退職し、フリーランス転向をすることとしました。運良く4月1日から稼働予定です。

なぜ入ったか

元弊社には2016年に2008年から勤めていたSIer会社から転職しました。

会社の方針と自分のやりたいことのギャップが大きくなってきていたところ、CodeIQで問題を解いていた時に、たまたま届いたアポの中に元弊社はありました。

曰く、「エンジニアの作品を世の中に」という言葉、主にSIerがやっているような人月ビジネス[要出典]ではなく、自社サービス、製品で勝負している会社であること。

当時の自分は、「技術」を軽視されるような風潮のある会社の文化を数年かけて上層部に訴えて変えようとしていたのですが、うまく理解を得られず悩んでいた状況でした。(事業部長クラスへ、コードを書けるSEの重要性と育成プランの提案等をしてました)

そんな中、元弊社からの上記の文面や製品の中身も面白そうだと感じたのでまずは、カジュアル面談へ。

面談の話の流れとして、エンジニア尊重会社である印象を受けたこと。

ちょうど新製品の開発中で、自分はそのバックエンド側のエンジニアとしてどういうロールをできるかなど、面白い話が聞けました。

そして、その場でコーディング試験、数日後には社長面接までしていました。

すぐに内定を頂いた後、承諾するか少しだけ悩んで(当時、プロジェクトリーダーだったので、インパクトがそれなり以上にあるのが予想されたため)、自分の人生チャレンジする機会はそう何度も来ないと思い、承諾。

自分の今までやってきたことがどのように自分にとって新しい分野と融合して価値を生み出せるか。生み出したい

という気持ちで入社しました。

入ってから

最初、バックエンドのAPI増やしたりとか、テストが遅いから改善するとかしてました。その中で、自分が井の中の蛙であることを思い知らされる時期がありました。

コードの可読性、機能などへの理解が入社当社はすべてが(自分にとって)未体験ゾーンのレベルでした。

その中で新しい概念、技術、心構え、製品への理解がついていくのがやっとで、コードレビューでは結構な戻りがあったりして基礎的な部分から鍛え直す機会があり、とてもいい経験となりました。

最初は新製品の開発だったのですが、入社してから1年後に主力製品の開発、保守へ異動してそちらに従事していました。

若干レガシー感のあるコードで開発されていて、それはそれで古き良き部分はあるのですが、やれることのカバー範囲自体は汎用ワークフローの名にふさわしい多機能ぶりでした。

この製品を使用している顧客からの製品調査や、製品バージョンアップに伴う新規開発、瑕疵改修等を退社までメインで行っていました。

色々成功した部分も失敗した部分を研磨して、よりよくしていくという道半ばではありますが、退職するという結論を出し、3月末にて退職することになります。

何故辞めるか

対外的には家庭の事情としていますが、それ以外の話をします。

理由はいくつかあるのですが、1番はもう1度外に出てチャレンジしたいという気持ちが以前にも増して強くなったからです。

チーム改善や新機能周りのバグを出していたりというタイミングではあるのですが、年齢的な部分も含めて、外にでてチャレンジしないと遅いかもしれないという気持ちが強くあり、退職を決意しました。

この3年弱で技術的には成長はとてもできたと感じているのですが、元弊社で現在自分がやれることやっていること、今後の展望含めて、外へのチャレンジを通して再出発をしたい。

この思いが溢れました。

また、ネガティブな理由もそれなりにはあるのですが、1番自分の観測範囲で問題かなと思うのは、断絶感が強いところです。

組織のつながり(カスタマーサポートがあって、営業がいて、開発がいて)はそれなりにしてると思うのですが、上層部の方と話を聞くと三者三様でそれぞれに聞いている話との食い違いが出ることがよくありました。

それぞれのコミュニケーションロスだとは思うのですが、その結果色々な制約ができたりなどしていて息苦しさを最近は感じます。

社員数もそこまで多くない会社だったので、突き詰めれば解消できるとは思うのですが思惑次第でどこへでも転がってしまうような状況はあまり好ましくはないなと思います。

自分の中で限界だと感じた話もあるのですが、それは飲んだりするときに聞いてくれたら話します

なので自分の中で企業の政治に巻き込まれたり、どこかへの話を通すなどの制約はなるべく少なくしたいという気持ちはとても強く、フリーランスという道を取ることに決めたという次第です。

会社は辞めるが

個人的にはとても成長できたと感じているので、良い会社だと思っています。

上場して東証1部にも昇格した上り調子の企業ですし、福利厚生もしっかりしています。

残業時間でいうと自分が在籍した期間でも相当少ないと思います(月平均一桁台です)

求職もでているので、ご興味ある方は覗いてみてください。

www.green-japan.com

最後にサポートチームから贈り物まで頂いて、本当に幸せだなぁと感じました。

こんな人は向いてるよ

  • 開発に集中したい。面白いと思う製品に携わりたい
    • おそらく唯一無二に近い製品に関われるのは面白いと思います。
  • リーダーとして組織リードしたい
    • マジで開発側のリーダー職いないです。テックリードよりは経営に近いリーダーもしくは経営とのブリッジがしたい、そこでバリューを出したいという人は向いています。
  • 自律的に動ける人
    • これはどこいってもほぼ同じだとは思いますが、受動的だと流されるだけ流されていい方向へいくことはないです

向いてないのは

  • 0から1が得意な人
    • 今すぐできないと思います。
  • コードだけ書きたい人
    • 割とそれだけでもいけるとは思うんですが、自分のアウトプットを評価してもらわないといけないんで、多分書きたいだけだと苦しむし、成果に対して正当な評価は得づらいと思われます

これから

冒頭に書きましたが4月1日から、フリーランスのエンジニアとして企業に価値を生み出す働き方を目指します。

今の目標はハイパフォーマンスとして実績と信頼を積み上げていくこと。

開発もできるが、俺を雇う本質はプロジェクト成功確率を上げるためだと言えるようなエンジニア/マネージャになること。

道は遠く険しいとは思いますが、邁進していきます。

ほしいもの

恒例の!

Amazon.co.jp

いただけると嬉しいです!

編集後記

フリランなので、お仕事募集してます!

お気軽にご相談を

仕事や技術については別ブログで書くことにし始めたんで、このブログでこれ系の話するのは最後!

以降は下記に技術とかの話を集積して、こっちは趣味全開にアクセル踏む予定ですw www.aquasword.jp