麻雀の話(初心者向け)
この記事は mohikanz #analog-games Advent Calendar 2019 - Adventar の21日目の記事となります。
麻雀初心者向け
— AQUA (@aqua0926) 2019年8月27日
麻雀牌の種類
麻雀の目的
山の積み方
麻雀の進行の仕方
上がり方
鳴きを覚える
点棒の授受の仕方(渡し方、受け取り方)
よく出る3役をちゃんと覚える
麻雀初級向け
主要な1~3役を覚える
降り方、攻め方
降り方(筋、壁)
攻め方(手作りの基礎)
役を全部覚える
点数計算の基本を覚える
というツイートを前にしていたのですが、この中の初心者向けについて話していこうかと思います。
麻雀牌の種類
文字でざっくり書くと、すべての牌は4枚ずつ。
数字が1~9まで書かれた数牌が3種類
方角の東西南北が書かれた4種類
三元牌と呼ばれる、白發中の3種類
9*3+4+3の34種類、136枚を使ったゲームになります。
ビジュアルはこんな感じ
麻雀の目的
ここでは4人で行う、一番スタンダードな話をします。
最初の持ち点である25000点を4人で奪い合い、トップを目指すゲーム。と言われています。
進行でも詳しくは触れますが、一番スタンダードなルールではそれぞれの親が二周した時点で、ゲームは終了します。その時点でのトップを目指します。
ものすごく簡単に言うと、得点を奪い合ってる1つでも順位を上にするということですね。
山の積み方
昨今では、自動卓がやってくれちゃうんですが、一応。
17枚を2列34枚作る。
ということになります。詳しくは下記をご覧ください。
麻雀の進行の仕方
いくつかのステップがあります。まずは書き出してみると
全体
- 最初の親を決まる。
- 親が上がる、流局の場合の親のテンパイで親を継続
- 上記以外で親は反時計回りに持ち回り
- 2周したら終わり
1局
- (山を取る場合は)親から4枚ずつを3回。最後に1枚ずつの13枚からスタート
- 親からスタート。
- 1枚ツモって1枚切る
- 山札が残り14枚になるまで繰り返し
大まかな流れはこの感じです。
上がり方
手牌は13枚+1枚というのは上記の流れの中で出てきたかと思います。
麻雀は得点を奪い合うゲームなので、上がる=得点を得るということが必要になりますが、その上がり方です。
上がりを絡むのにメンツと頭という話が必要になります。
メンツは3枚1組のことです。
バラバラではなく、連なりであることが必要です。
つまり、数牌なら
123や234、456、789等です。912ではダメです。
もしくは、111、333等の3枚同じものとなります。
頭というのは、同じものが2枚。
例えば、55とか、東東とかです。
上がりの形は4メンツ、1頭が基本です(頭のことを雀頭(ジャントウ)ともいいます)
4メンツ=3*4+2で14枚となります。
もう1つ。特殊系としては頭が7個という形もあります。
さらにもう1つありますが、これは割愛(超特殊ケースなので)
鳴きを覚える
上がりの形をすべて自分のツモで賄えないケースは多々あると思います。
このとき、他の人が捨てた牌を利用することができるのですが、これを鳴きといいます。
鳴きは3種類。
- チー
- ポン
- カン
チーは直前に切った人からしかできません。
チーは数牌の足りない部分が切られたときにできます。
例えば 手持ちが 35のときに4が切られたとき、等です。
ポンは、誰からでもできます。
ポンは同じ牌を3枚にする動きです。
例えば 手持ちが 白白 のときに白が切られたとき、等です。
カンは同じ牌を4枚にする動きです。
カンは自分の手持ちで4枚のときと、場に出たときに3枚を4枚にする動き、あと自分がポンをした後にもう1枚がある時にできます。
同じ牌を4枚にする動きですが、同じ牌は4枚しかないので、そこそこ出現率は低いです。
点棒の授受の仕方(渡し方、受け取り方)
麻雀は点数の奪い合いなので、点数がどういうときに動くかという話をします。
点数の移動は
の3種類で動きます。
基本的には手渡しはやめましょう。ポロッとこぼれちゃうと、卓の外や自動卓の場合中に入ってしまうことがあり、トラブルの原因になります。
防ぐために、渡す相手の手元に置くのがいいでしょう。受け取る側も手で催促しないのがいいかと思います。
よく出る3役をちゃんと覚える
さて、ここまではほぼ進行関連でした。
いよいよ上がるための話になります。
麻雀は上がるためには役が最低でも1つ必要になりますが、その役の中で麻雀で頻出する3役について説明します。
なぜこの3役なのかというと主に以下の2点です
- 有効となる牌の数が多い
- 鳴いても上がれる
というところです。鳴いた場合に無効となる役もあってそこが麻雀の役を覚える上で難しい点になります。
さて、その3役ですが、以下のとおりです。1つ1つ説明していきます。
断么九(タンヤオ)
麻雀の牌の中で、数牌かつ2~8のみで構成された役です。
7種類(2~8)*3種類(数牌を持っている種類)*4の84枚が使えます。
役牌
役となる字牌があります。
白發中は無条件で3枚あれば役になります。
東西南北については、以下の条件となります。
- 親からツモる順番に東南西北と割り当てます。この割あたったところは役牌です。
- 最初の1周目は東場、2周目を南場といいます。東場のときは東、南場のときは南が無条件で役になります。
- 上記2つは重複します。
3枚あるだけで役が2つになったりするのはこういうカラクリです。
混一色(ホンイツ)
以下の条件を満たしたときになります。
同じ種類の数牌+字牌
つまり、数牌の1種類1~9と字牌の7種類=(9+7)*4の64枚が使えます。
終わりに
麻雀は敷居が高いゲームとよく言われます。
これはひとえに覚えることが多すぎることに起因してるかと思います。
なおかつ、教える側も教えないといけないことが多すぎて、結局パンクしちゃうところがあるんだろうと思います。
こういう記事で少しでも麻雀に興味を持ってやりたいと言ってもらえたら嬉しいなと思います。